ショベルヘッドエンジン |
去年、ピストンピンクリップ脱落によりエンジンフルオーバーホールと
なってしまったOKDさんのショベル。
クリップ粉砕によって破片がいろんなとこを回っており
オイルポンプはダメージが大きかったので信頼のS&Sポンプに交換です。
もちろん組み込む時はアライメントは確実に。
カムシャフトもダメージ有りなため交換。カム、ガスケットが変わるので
カムシャフトのエンドプレイも調整です。
破片が出てきたブリーザーギアホールもがっつり傷が入っていましたが
内径をオーバーサイズに掘り直しきれいになってます。
各ギアのバックラッシュ、エンドプレイ、タイミング合わせてカムカバー内完了。
こちら社外品のリフターブロック。
もともとのリフターブロックはクラックが入っていて摩耗もそれなりに有るので交換です。
made in Japanの表記に喜びましたが品質がJapanではなくがっかり。
↑ガスケット面の研磨が荒過ぎ・・・
よりによってオイルホールから外へ向かって溝があったり・・・。
面を出し直しました。ま、よくあることですので。
今回はリフターボディも交換なので、社外品に社外品、他メーカー同士の組み合わせなので
オイルラインを入念にチェックします。
で、よーやくクランクケースに組み付け
オイルを入れて順を追ってオイルが回っているかチェックして
クランクピンのここからぶしゅーとオイルが出てくるのを確認してエンジン腰下完了。
シリンダー内径はMAXサイズとなっておりましたので新品へと交換。
新品はレディートゥーゴーと書いてありますがそのまま使えるはずもなく
バッチリサイズにホーニングしてもらいましたので、
まずはピストンリングギャップのチェックから。
ピストンの準備オッケーで
シリンダー組み込み
これ以上組んでしまうと、エンジンをフレームに載せるとき腰をめいでしまいそうなので
ここでエンジンをフレームに載せます。
シリンダーヘッドはバルブ周りフルコース(バルブ、バルブガイド交換、ガイドホーニング
バルブシートカット、バルブ擦り合わせ)をお師匠さまにバッチリ仕上げてもらい、
するするとほとんどのスタッドボルトが抜けてきたので新しい物に交換します。
サバイバーは2本のみ。
それからロッカーカバーへ移ります。
まずはロッカーアームブッシュ交換。
専用リーマーからホーニングでサイズ合わせ。
ロッカーカバーに組み付け、ロッカーアームのエンドプレイ調整。
すべてオッケーでシリンダーヘッドとドッキング。
それらを組み付け、プッシュロッドを組み付け、
はい、エンジン完了。
これからお楽しみのカスタムです。
せっせと作りますのでしばしお待ちください。
ODA SYCLE
〒731-0101
広島県広島市安佐南区八木2-18-38
TEL/FAX 082-962-9200
URL http://odasycle.upper.jp
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なってしまったOKDさんのショベル。
クリップ粉砕によって破片がいろんなとこを回っており
オイルポンプはダメージが大きかったので信頼のS&Sポンプに交換です。
もちろん組み込む時はアライメントは確実に。
カムシャフトもダメージ有りなため交換。カム、ガスケットが変わるので
カムシャフトのエンドプレイも調整です。
破片が出てきたブリーザーギアホールもがっつり傷が入っていましたが
内径をオーバーサイズに掘り直しきれいになってます。
各ギアのバックラッシュ、エンドプレイ、タイミング合わせてカムカバー内完了。
こちら社外品のリフターブロック。
もともとのリフターブロックはクラックが入っていて摩耗もそれなりに有るので交換です。
made in Japanの表記に喜びましたが品質がJapanではなくがっかり。
↑ガスケット面の研磨が荒過ぎ・・・
よりによってオイルホールから外へ向かって溝があったり・・・。
面を出し直しました。ま、よくあることですので。
今回はリフターボディも交換なので、社外品に社外品、他メーカー同士の組み合わせなので
オイルラインを入念にチェックします。
で、よーやくクランクケースに組み付け
オイルを入れて順を追ってオイルが回っているかチェックして
クランクピンのここからぶしゅーとオイルが出てくるのを確認してエンジン腰下完了。
シリンダー内径はMAXサイズとなっておりましたので新品へと交換。
新品はレディートゥーゴーと書いてありますがそのまま使えるはずもなく
バッチリサイズにホーニングしてもらいましたので、
まずはピストンリングギャップのチェックから。
ピストンの準備オッケーで
シリンダー組み込み
これ以上組んでしまうと、エンジンをフレームに載せるとき腰をめいでしまいそうなので
ここでエンジンをフレームに載せます。
シリンダーヘッドはバルブ周りフルコース(バルブ、バルブガイド交換、ガイドホーニング
バルブシートカット、バルブ擦り合わせ)をお師匠さまにバッチリ仕上げてもらい、
するするとほとんどのスタッドボルトが抜けてきたので新しい物に交換します。
サバイバーは2本のみ。
それからロッカーカバーへ移ります。
まずはロッカーアームブッシュ交換。
専用リーマーからホーニングでサイズ合わせ。
ロッカーカバーに組み付け、ロッカーアームのエンドプレイ調整。
すべてオッケーでシリンダーヘッドとドッキング。
それらを組み付け、プッシュロッドを組み付け、
はい、エンジン完了。
これからお楽しみのカスタムです。
せっせと作りますのでしばしお待ちください。
ODA SYCLE
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URL http://odasycle.upper.jp
by odasycle
| 2015-03-19 22:19
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